AGATA/S(アガタS)は兄貴分のAGATAの普及版のように見られがちですが、アガタの機構の延長線上にあるもう一つの椅子と考えたほうが良いと思います。 座り心地に兄貴分アガタのゴージャスさはありませんが、座った時の背と座のバランスはむしろこちらのほうが良いと感じました。
機構はいたってシンプルで、後発の利と言うのか、手馴れた作りを感じさせる過不足のないものです。座面奥行き調節、リクライニングの反力調節。ランバー部の張り出しはレバーひとつで具合よく変えることができます。
2002年のグッドデザイン金賞に選ばれましたが、これも沢山の賞をもらった兄貴分の延長ではなく、独立して評価された結果で意味のあることだと思います。
ヘッドレスト仕様はありませんが、それは兄貴分に任せるとして、少しウィルクハーンのエッセンスを感じさせるAGATA/Sは、どこに出しても遜色ない1脚に仕上がっています。

調節レバー及びグリップ
@取扱説明書
Aロッキング調節グリップ
Bロッキング範囲調節レバー
C奥座調節レバー
D座昇降レバー
E背もたれ形状調節レバー

   
     
可動肘(上下の動き)
可動肘の場合は肘当ての高さを11段階に調節できます。OA作業時の肩への負担を軽減します。
ストローク100mm。1番下げたときの位置は固定肘の位置と同じです。

座昇降
体型や姿勢に合わせて,座面の高さを好みの位置にワンタッチで調節が可能です。座面裏、右手前側のレバー操作で調節できます。
ストローク:90mm。


座面奥行き調節
体系に合わせて座面の奥行きを調節することができます。
ストローク40mm、3段階。

背もたれ形状調節
体型差の中でも背骨形状は個人差が大きく、まっすぐなI字に近い人からS字型の人まで様々です。200名近い方たちのサンプリングから背の形状を決め、2段階に切り替えることができます。

可動肘(左右の動き)
機ボード操作やマウス操作時に便利な可動肘。肘当ては内側に回転できるので腕が乗せやすく,OA操作時の腕の疲れを軽減します。
可動範囲:0度〜90度。

背座連動ロッキング機構
ライティング作業時の直立したアップライトポジション。OA作業時のリクライニングポジション。体の動きに合わせて背座角が連動します。リクライニングの範囲調節は4段階。

 
ローバックの高さは910~1000mm。 ハイバックの高さは910〜1060mm。